アメリカ、コネティカット州よりいらっしゃったご夫妻をお招きしました。

つくばいで身も心も清めていただき、躙口より入っていただきました。

茶道は禅と深い関係性があり、茶室では皆んな平等であるということも禅の思想からきているということをお伝えしました。

掛け軸は「三千里外有知音」、遠く離れていても心の通じ合っている友は面語の如しという意味です。

高知からコネティカット州までは約三千里。久しぶりに会うご夫妻と高知にいる親友、田淵氏のことのようだと喜んでいただけました。

お菓子の銘は「深山」、秋を感じていただき、薄茶を召し上がっていただきました。

ご夫妻からは、

聖域である狭い茶室は、人と人の距離が近く、より親近感をえることができた。

癒される水の音や秋色のお菓子、抹茶の香り等、五感が研ぎ澄まされた。

静けさに心が落ち着き、ずっといたい気持ちになった。

と大変喜んでいただけました。

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