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NPO Kissako Cha Know You
【喫茶去】4/4 お香と茶の湯体験(大田区田園調布)
東京で桜が満開となった4月4日、前日の雨も上がりお天気に恵まれるなか、「お香と茶の湯体験」を開催することができました。初めて日本を旅行中のアメリカ西海岸からのご夫妻や、お茶会に参加するのは久々という方々が参加。茶の湯に加えて、今回ご参加くださった友人にお香を聞く体験もさせていただきました。
五感のなかでも嗅覚はもっともよく記憶と感情が蘇るといわれています。静寂のなかでお香を聞き、異なる種類の香りを聞き分けて当てるゲームは、初対面同士でもなかなか盛り上がります。お香が初体験という方も多かったので、お作法は少しだけ習い、あとは香りに集中しました。香道の歴史や幻のお香のお話など、とても興味深く聞き入っていました。
茶室の掛け軸は明治時代に京都の画家・幸野楳嶺が描いた『雨の桜』。アメリカ人のご夫妻は、そこに描かれた渡月橋を見つけ、前週に家族と訪れた京都の記憶や、前日の雨と当日の桜が、茶室にいながらにして蘇る感覚を楽しんでいました。昔、安芸の宮島の土産物屋で見つけた赤い鳥居が描かれた水色の茶碗で薄茶を味わうと、広島にも訪れたばかりのご夫妻はすぐに嚴島神社と気づき、喜んでいただけました。
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